カナダ出身の人気歌手「雷に打たれたら、ラッキーだと思って感謝して」名曲の誕生秘話を語る

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写真はイメージです(fizkes/stock.adobe.com)
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 歌手のカーリー・レイ・ジェプセン(35)が、ヒット曲『コール・ミー・メイビー』の10年は、自分の人生にとって「稲妻のようだった」と明かしている。2011年9月20日にリリースされた同曲で一躍有名になったカーリーだが、ウェイトレスとして働いていた時、人々が自分の曲について話しているのを初めて耳にし、たとえそれが褒め言葉でなくても「めまいがする」と感じたそうだ。

 インスタグラムにカーリーはこう綴る。「事態が好転する少し前、私がウェイトレスをしていた時、外のテーブルの一つで私の音楽について話されているのを聞いたの。そのテーブルにはキャンプ帰りの12人ほどの人が座っていて、当時よくラジオでリピートされていた(カナダでしか流れていない)『タグ・オブ・ウォー』という初期の頃の曲を聴きながら歌っていたわ。でも彼らは決して私のファンではなく、その時私が耳にしたのは、『このカーリー・レイ・ジェプセンという女の子の曲、旅の途中もう何度も聞いていて、聞き飽きたわ』と言う言葉。もちろん、私が料理を出していることに気づかず、あざ笑うような声で歌を歌う人もいた」

 「私はワインを注ぎながら、何とか彼らに気づかれないように祈っていた。だけど、温かいものがこみ上げてきて、めまいがしたの。私の名前や音楽を誰かが知っているのを聞いたのが初めてだったから。私はバーに駆け込んで行って、興奮しながらマネージャーにそれを話したわ。『彼らは私を知らないけど私の曲を知っていて、その曲を嫌っていようと私はそれをちょっと誇りに思っている!』ってね」「その晩私は彼らの請求書を印刷して、その裏に自信を持って太い文字で自分の名前を書き、『今晩はおもてなしをさせていただき、ありがとうございました。大ファンだって聞こえました!』って書いたの。

 彼らは驚いて笑い、私はいつもより少し多めのチップを受け取ったと思う」「それから3カ月も経たないうちに『コール・ミー・メイビー』がリリースされた。自分の夢をあきらめないってことが重要ね」「雷に打たれたら、ラッキーだと思って感謝して。私は毎日そうしてるわ」

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