マイケル・ジャクソンに曲を盗まれた超大物歌手 状況を明かす「あれはマイケルと私の曲だ」

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マイケル・ジャクソン
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 「ダイアナ」などで知られる歌手ポール・アンカ(80)は、故マイケル・ジャクソンから曲を盗まれた過去があるという。マイケルと共に自らのホームスタジオでレコーディングした曲があり、マイケルはそれを自分の曲にしてしまったそうだ。

 1970年代にマイケルが家族と共にポールのラスベガス公演を訪れたことで友人になったという2人、その後コラボの計画が上がり1983年発表のポールのアルバム『ウォーク・ア・ファイン・ライン』にマイケルがゲスト参加する運びとなったという。しかし新曲のマスターテープをマイケルに送ったところ参加が取り止めとなり、そのテープも返還されなかったそうだ。

 ニューヨーク・ポスト紙のページ・シックス欄にポールはこう語る。「彼ら(マイケルの家族)と親しくなったんだ。ロサンゼルスにテープを送って、それから彼と会って残りのバンドも参加する予定だった。そしたら数日後に『ジャクソン氏がテープを盗みました』って言われたんだ」

 その後自身の弁護士で当時マイケルの弁護も担当していた人々に相談したというポール、「『おかしいじゃないか。契約があったはずだ』と私が言うと、『ポール、彼は「スリラー」を出したところで、他の事をやるつもりはないんです。その契約も見当たりません』と返ってきた。私は、『わかったよ、君たちにとって誰が大事なのかは分かった。君らは告訴されるだろう。じゃあね』と答えた」と続けた。

 その後ポールはテープを取り返し新しい弁護士を雇うに至ったそうだが、2009年、マイケルが他界する直前にリリースした曲『ディス・イズ・イット』が、1980年代にマイケルと共同制作した曲だとすぐさまわかったという。「当時私をひどく扱った2人の弁護士を見つけて言ったんだ。『君たちあれはマイケルと私の曲だ。問題だよ。こんなことがあってはいけない。2、3時間で何とかしてくれ』って。至極シンプルなことだった。私は『半分の取り分を求める。そうでなければリリースは中止だ』って。で望み通りになったよ」

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