兵庫県神戸市の六甲山上を周遊しながら、点在する現代アート作品を自然の中で楽しむ展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2021」が今月11日から11月23日の期間に開催され、初めて神戸三宮での作品展示も実施される。
2010年の初開催以降、通算400組を超えるアーティストが出展。同展覧会ではアートファンの方はもちろん、観光やレジャー目的の人にも季節の移ろいとともに作品の新たな一面を五感で感じることができる。また、一部の作品は開催期間中もアーティストによって作品に手が加えられ、作品自体に変化が生まれるのも特徴になっている。
明和電機や、束芋、女優・写真家として活躍している松田美由紀、アーティスト集団パルナソスの池など合計34組のアーティストが参加。また、新たな試みとしてJR三ノ宮駅前で過去作品の特別展示を行う。鑑賞は無料で新規ファンの開拓が期待される。
コロナ禍でも密を避け、自然の中で安心してアートを楽しみ、期間限定の夜間限定公開の展示やオンラインで参加できるワークショップなどの企画が予定されている。会場は六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)、天覧台、六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)、記念碑台(六甲山ビジターセンター)、ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、旧パルナッソスの休憩小屋、六甲ガーデンテラスエリア、自然体感展望台 六甲枝垂れ、六甲有馬ロープウェー 六甲山頂駅、グランドホテル 六甲スカイヴィラ、風の教会エリア、有馬温泉エリア(サテライト会場)。鑑賞パスポートの当日料金は大人2500円、小人1000円。