「クマさん」の愛称で『笑っていいとも!』や『ビートたけしのTVタックル』などに出演し、タレントとしても活躍しとして知られたアーティスト・篠原勝之(83)が10日、自身のインスタグラムで咽頭がんの治療を行っていたことを明かした。「咽頭癌だった。初期に見つかり転移もナシ。今日、放射線治療三十五回ついに完了した」と突然告白した。
「まだ何を喰っても味がない。ただ噛んで呑み込むを荒行みたいに繰り返している。」と状況を説明。「そのうち元に戻るらしいが、もともと『匂い』を知らないのだから今さらどうってコトもない。」と豪快に言い放った。
「大好評のうち終了した【京都場】や【観音院】の『うたかた』より、長丁場の未体験ゾーン・放射線治療が無事終わったコトが今年一番の大仕事だったわい。やれやれだ。」と芸術家としての仕事よりも治療が大変だった様子。「それでも、もうじき淡々といつものうたかたに戻り土を捏ね、焼きはじめる新作の『空っぽ』盌が楽しみである。ご心配をかけました。オレはまだまだくたばりそうもないけど、先のことは分からない。念彼観音力!」と締めくくった。
15日の投稿では「咽頭癌放射線照射も全行程無事終え四十日ぶりの退院。」と入院が長期間だったことも告白。「混雑の奈良マラソンが収まる今日までノンビリさせて頂いた。イケナガドクターありがとう。」と医療関係者への感謝もつづった。「心配かけた皆の衆 ありがとうございました。また遊ぼーゼイ」と回復を喜んでいた。