キッスは、ジーン・シモンズ(72)がコロナに感染したことを受けて、4公演を延期した。先日にメンバーのポール・スタンレーがコロナに感染し、米ペンシルバニア州での公演をキャンセルしていた同バンドだが、4人中2人の陽性でツアーに更なる遅れが生じている。
「キッスはツアー4公演を延期する予定です。最近、ポール・スタンレーがコロナからの回復をツイートしていましたが、現在ジーン・シモンズが陽性、症状は軽度となっています。バンドとスタッフは今後10日間隔離生活となり、医師らは9月9日のカリフォルニア州アーバインのファイブポイント・アンフィシアターから再開できるだろうとしています。新しい日程が決まり次第、すでに購入されたチケットが有効となります」と同バンドは声明を発表した。
一方、ジーンは最近、コロナワクチンを法律で義務付けるべきだと話していた。
「義務化、法律にするべきだよ。ワクチン接種をしなきゃいけないかって。しなきゃだめさ。『自分の身体で自分の選択だ』って言うのは余りに馬鹿げている。車に乗って赤信号の時、それは君の選択や身体じゃない。そこを通過したいからといってそれをする権利は君にないだろう。世界は青で進み赤で止まる。自分の権利だと君が感じるからといってその権利が君に与えられることはない」
さらにジーンは続ける。「車で携帯電話で話す権利はないしシートベルトをしない権利もない。そんな権利はない。言論の自由だと、映画館で立ち上がり『火事だ』って叫ぶ権利はないんだ。それは暴動の誘因とされる。君に権利がないことがそれは沢山あるのさ」