ナンプレ・数独 作者も解き手も解くまでは難易度が不明なところが奥深い

河田 智 河田 智

 基本的にナンバープレイス(数独)は、ヒントとして明かされている数字のマスが多ければ多いほど簡単に解けます。これ当たり前。それだけ推理の手掛かりも多いわけですからね。ヒントマスはだいたい24~32個くらいが普通で、これよりヒントが少ないと、解くほうも作るほうもかなり大変な難問になってきます。では、いったい最少で何マスのヒントがあればパズルとして成立させられるのでしょうか?

 調べてみると、ヒントマスをキレイに対称形に並べた物では最少18個、非対称ならば、17個にまで少なくした問題が、これまでにパズル誌において発表されているそうです。

 平均的なナンプレより10個ちかくもヒントが少ないわけで、見た目ほとんど真っ白って感じでしょうか。ここまでくると、いったいどうやって作るのか、また解くのか、どちらにしろ、かなりの根気と忍耐が必要な作業だと思われます。

 けど、ヒントが少なくても意外とスラスラ解けてしまったりするのがナンプレ。またその逆のケースもあったりで、作者も解き手も、実際に解いてみるまでは、その難しさが分からないところがその妙味とも言えます。ちょっとした数字の置き方やその個数で、難易度や解き心地が微妙に千変万化する。単なる数字の羅列のように見えて、ナンプレというこのパズル、なかなか奥が深いのです。

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