人気歌手ブリトニー・スピアーズの成年後見人を担っていた資産管理会社が、同制度下のブリトニーの扱いに関して非難が集中していることを受け、その役割から手を引いた。ベッセマー・トラスト・カンパニー・オブ・カリフォルニアは昨年11月、ブレンダ・ペニー判事がブリトニーの父親ジェイミー・スピアーズを後見人から外すことを求めた訴えを棄却した際、ブリトニーの共同後見人として任命されていた。
しかし先月30日(水)、ブリトニーによる、成年後見人制度からの父親ジェイミー・スピアーズ解任の訴えが再度却下されたことから、同社はその状況から距離を置くことにしたようだ。
TMZによると、同社は「成年後見人制度を巡る論争に敏感になってきていることから、関与を避けたいと決断した」そうで、2008年から後見人を担っているジェイミーとのやり取りを望んでいないことに加え、同制度下におけるブリトニーが受けた扱いに対する「一般からの抗議」を懸念しているという。
このことにより、ジェイミーとブリトニーの個人的な後見人ジョディ・モンゴメリーのみが引き続きブリトニーの資産管理を続けることになる。
先週リモート出廷したブリトニーは、同制度で心に傷を負い落ち込んでいると訴えていた。
ブリトニーの発言を受けて、元恋人ジャスティン・ティンバーレイクをはじめ、クリスティーナ・アギレラ、マライア・キャリー、クロエ・カーダシアン、ホールジーなどのセレブ達が支援を表明していた。