有名デザイナーのジャン・ポール・ゴルチェがレディメード服の制作に復帰する。同ブランドの価値観、過去作、その歴史を祝福し、海をテーマにコレクションを展開予定だ。
オットリンガー、パロモ・スペイン、ニコラ・ルクール・マンション、アラン・クロセッティ、マーヴィン・トゥモらブランドやデザイナーをゲストに迎えセイラートップやシルエットを使った同コレクションについて同ブランドのジェネラル・マネージャー、アントワン・ゲイジー氏は「これはチームであって5人のデザイナーたちではありません」とWWDに語る。
更にゲイジー氏はジャン・ポール・ゴルチェ本人について「彼は私たちとブランドの様々な方向性について関わっていますが、コレクションをデザインする気はないようです。未だ助力し導いてくれています」と話していた。
そんな同ブランドは最近、ブランドロゴの上に「the end」と書かれた意味深な写真を投稿、昨年1月のパリ・ファッション・ウィークではゴルチェがそのショーをもって50年のキャリアに終止符を打つと発表、オートクチュールは新たなコンセプトを持って継続していくとしていた。