トム・クルーズ 代表作「トップガン」に秘話 当初は出演嫌がりアクロバット飛行で翻意

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トム・クルーズ
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 ジェリー・ブラッカイマー(77)によると、「トップガン」に出演するようトム・クルーズを説得するのは「簡単ではなかった」そうだ。1986年の公開当時世界的な大ヒットを収めた同作品のプロデューサーを務めたブラッカイマーによると、トムはパイロットのマーベリックことピート・ミッチェル役を演じることに関し、なかなか首を縦に振らなかったそうだ。

 ブラッカイマーは、バラエティのインタビューで、トムの出演を確保するのは難しかったかと質問され、こう当時を振り返っている。「簡単ではなかったですね。私達は『卒業白書』を観てトムを望んだのですが、彼は良い返事をなかなかくれませんでした」「私達は、カリフォルニア州エル・セントロの海軍基地で、トムが(アクロバット飛行隊である)ブルーエンジェルスと一緒に飛行機に乗る機会を作ったんです。彼はバイクに乗ってやってきました。リドリー・スコットの『レジェンド/光と闇の伝説』を終わったばかりだったので、長髪をポニーテールにしていましたよ。彼らはトムを一目見て、このヒッピーを驚かせてやろうって思ったようです」

 そしてアクロバット飛行の数々を体験したトムは、すぐに出演を決心したという。「トムは着陸後、近くの電話ブースから僕に電話をかけてきて『僕はこの映画を作る。凄く気に入った』って言ってくれましたよ。彼自身、素晴らしい飛行士となりましたね。彼はどんな飛行機でも操縦できるんです」

 「トップガン」は、35年も前の作品であるにも関わらず現在でも人気を保っており、年内には続編「トップガン マーヴェリック」も公開予定となっている。

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