DJのディプロが元恋人に対して訴訟を起こした。女優キャサリン・ロックハートの間に2人の子供、ジェヴォン・キングとの間に1歳の子供がいるディプロだが、自身と家族が嫌がらせを受けたとして、元恋人シェリー・オーギュストを告訴したかたちだ。
TMZが入手した裁判書類によると、ディプロは2019年に交際していたオーギュストを、「執拗で不安定なファン」と形容、偽のSNSアカウントを使って自分と家族らに露骨な写真や動画、ディプロ自身が登場する性的動画を送りつけていたという。
更に、オーギュストはジェヴォンに対して人種差別的発言を浴びせたり、自傷行為を仄めかすメッセージを送ったとディプロは非難、家の前に予告なく現れるなどして余りの恐怖で先月に自宅を売却したそうだ。
ストーカー行為、不法侵入、個人資料の無断配布などで訴えたディプロだが、担当の弁護士ブライアン・フリードマンはこう話す。「今回の訴状が明確にしているように、私のクライアントとその家族はオーギュスト氏から余りに長期間、嫌がらせ、ストーカー行為、虐待を受けてきました。法廷が介入し、彼女の恐ろしく危険な行動を終わりにする時です」
しかしオーギュストの方は、ディプロの訴えは、彼に対しての禁止命令を求めた自身の行為へのただの復讐だと一蹴し人種差別的メッセージを送ったことも否定、2人は2014年から連絡を取り合う間柄だったと主張している。
またディプロから再三に渡り付き合って欲しいと言われたそうで、その旨のメールを保存しているとして、「真実が明らかになる」とオーギュストは話した。
ディプロは昨年12月にオーギュストに対する禁止命令を得た一方、オーギュストもリベンジポルノの被害を訴えディプロに対する禁止命令を一度は獲得したものの、その後棄却となっていた。
