〝撮り鉄トラブル〟逃走の19歳少年を傷害容疑で逮捕 「逃げられないと思った」も容疑は否認

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 Wirestock/stock.adobe.com
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 埼玉県警川口署は27日深夜、25日にJR西川口駅で男子中学生に頭蓋骨骨折の重傷を負わせるなどしたとして、傷害と暴行の容疑で、住所不詳、会社員の少年(19)を逮捕した。

 逮捕容疑は、25日午後5時20分ごろ、同駅のホームで男子中学生を投げ倒すなどの暴行を加え、頭部に傷害を負わせた疑い。当時はJRの臨時快速列車「あしかが大藤まつり号」を撮影しようと、約10人の〝撮り鉄〟が待機。その撮影場所をめぐり、少年は自分の前にいた中学生とトラブルになり、小競り合いを起こした。

 その様子を、被害を受けた中学生がスマートフォンのカメラで撮影していたところ、少年が激怒し、ホーム上で後方に倒したという。少年はすぐに京浜東北線の電車に飛び乗って逃走したが、県警は前にいた中学生に対する暴行容疑と、倒した中学生に対する傷害容疑で行方を追っていた。

 同署はよろず~ニュースの取材に対し、27日午後8時ごろ、西川口駅の改札で、警戒中の警察官が逃走した少年に類似する人物を発見。声をかけたところ、「出頭するつもりだった。ニュースを見て、逃げられないと思った」と話したため、逮捕したと回答した。だが自首扱いにはならず、取り調べに対しては「倒そうとしたわけではない」と容疑を否認している。

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