シューター、格闘、パズル、スポーツ競技などさまざまなジャンルのゲームファンを巻き込み話題となっているeスポーツ。ステイホーム期間中、特に意識もせずスマホやパソコンでeスポーツを始めた人も多いのではないでしょうか?
近年、日本国内ではさまざまなeスポーツの大会が開催されていますが、今ゲームファンの間では1月9、10日に浅草橋ヒューリックホールで開催予定だった「クーペレーションカップ」という大会がコロナ禍の影響で中止になってしまったことが大きな話題になっている。
「クーペレーションカップ」はゲームセンター「ゲームニュートン」経営者であり、株式会社ユニバーサルグラビティー代表を務めるなど対戦格闘ゲームの最前線で活躍する松田泰明さんが主催する歴史ある格闘ゲーム大会。初心者でも1からeスポーツができる場所を協力して作っていこうという独特のスタンスの大会で、コロナ禍の中でもどうにか開催できるよう調整していたが、急速なコロナ感染拡大によりやむなく中止の決断に至ったという。
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松田さんが感じるクーペレーションカップ、eスポーツの今後の展望について話をうかがった。
野中比喩(以下「野中」):オフライン中心の時代から初級者でも参加しやすいように配慮されたイベントを開催していただき、私自身いつの間にか見に行くだけのファンからプレイヤーに変わっていました。本当に有り難く思っています。イベントを支えてくださってる立場として、松田さんは現在のeスポーツシーンについてどう感じておられるのでしょうか?
松田:昔では考えられないくらい注目を浴びていて本当にありがたく思っております。世界のeスポーツ全体から見ると格闘ゲームはまだまだかもしれませんが日本では凄く人気がありますしメーカーさんも力を入れています。