弱冠17歳のプロゲーマーが日本eスポーツアワード三冠王 今年の目標は「来年受験なので・・・」

髙石 航平 髙石 航平
第1回日本eスポーツアワードで三冠を獲得したあcola=東京国際フォーラム(撮影・高石航平)
第1回日本eスポーツアワードで三冠を獲得したあcola=東京国際フォーラム(撮影・高石航平)

 第1回日本eスポーツアワードが25日に開催され、プロゲーマーの「あcola」が2023年にeスポーツで最も活躍した人に送られる年間最優秀eスポーツプレイヤー賞を受賞した。年間最優秀賞だけでなく、Under18部門、格闘ゲームプレイヤー部門でも最優秀賞を受賞し、脅威の三冠王となった。

 あcolaは大人気ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズで活躍するプロ選手。昨年は2500人が参加する世界大会で優勝し、一時は世界ランキングで世界一位になるなど、めざましい活躍ぶり。感情を表に出すファイトスタイルも相まってファンからの人気が高く、名実ともにスマブラ最強格のプレーヤーとなった。

 そんな経歴を持ちながらも、年齢はなんと17歳の高校2年生。3度の受賞でコメントを求められた際も、「緊張して言葉が出てきませんがうれしいです」など初々しさが随所に見られ、会場を和ませていた。また今年の目標について記者に質問されると、「スマブラも頑張っていくんですけど、今年高校3年生になって受験なので、勉強を頑張っていきたいです」と〝文ゲーム両道〟を誓っていた。

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