歌とコントで勝負する「つぼみ大革命」イブのワンマンライブで21年躍進に自信

青島 ほなみ 青島 ほなみ

 アイドルグループ・つぼみ大革命が、20年12月24日に4年ぶりとなるなんばグランド花月でのワンマンライブ「夢でもみなきゃやってられない」を開催した。20年1月から4月にかけて行われる予定だった全国ツアーは、新型コロナウイルス流行の影響により6公演中4公演が中止に。メンバーから「今年はもう有観客でライブはできないかも」という声が出るなど今回のワンマンライブについても不安視されていたが、会場の感染防止対策を強化したことで無事開催にこぎつけた。

 ライブは10月7日にリリースされたつんく♂プロデュース楽曲「逆襲のYEAH!」から意気揚々とスタート。「つんく♂さん見てる~?」「見てないやろ!」などと絶好調の掛け合いを見せ、また定番のコントコーナーではザ・プラン9のお~い!久馬が脚本を手がけたオリジナルコントを披露。会場を笑いの渦に巻き込み、つぼみ大革命らしい「新感覚コミックアイドル」の本領を発揮した。

 MCコーナーで披露された2つの発表もファンを沸かせた。まずは今年2月14日の結成10周年記念フォトブック「PHOTOBOOK DAIKAKUMEI」発売。「つぼみ結成初の写真集です!普通の写真集だと思ったら大間違いですよ。“つぼみ大革命の写真集”と思えば(笑)楽しめる内容になっていると思います!」と、メンバーの吉岡久美子は嬉しそうにファンに呼びかけた。

 もう一つは3月3日の2ndアルバム「最強つぼみDX」リリース。同アルバムにはグループ名改名後のシングル「走り出せ希望」以降の楽曲に加え、新バージョンの「Overture」や新曲「Viva!人類」「2人だけのStory」「ぷにゅ」の3曲が収録されるが、特に注目されるのは大阪出身のシンガーソングライター・コレサワが作詞作曲を手がけた「ぷにゅ」。キュートな片思いソングでありながら、「うちじゃあかんかな?」などつぼみ大革命らしい関西弁の歌詞も組み込まれた意欲作だ。

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