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86歳、要介護5の直木賞作家 デビュー時の写真公開→「心に不要なお札いっぱい」→ネット「私にも虚飾のお札が」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
志茂田景樹氏=2010年
志茂田景樹氏=2010年

 作家の志茂田景樹氏(86)が7日、Xに若かりしの自身の写真を公開した。志茂田氏は1976年、デビュー作の「やっとこ探偵」で第27回小説現代新人賞を受賞している。

 志茂田氏が投稿した写真はモノクロで和装姿。背景には木々が見える。「まだ作家の卵に過ぎないのに 作家気取りで歩いていた頃の写真です。 しばらくして、自分の心に不要なお札がいっぱい張り付いているのが凄く気になりました。例を挙げれば虚飾のお札、人を羨むお札など。 虚飾のお札を剥がした結果が実飾、つまり実際のファッションで自分を出していくことにつながりました。 でも、いまだに剥がし切れないお札がたくさん残っています。 あとどれだけ剥がせるか。頑張ります」と自戒するように投稿した。

 多くの返信があり「毎日虚飾のお札を剥がす。剥がした痛みのあとは癒しですね」「先生でもそんなにまだ…あるんですか。人は凄いな…」「志茂田さん、虚飾のお札なら私にもびっしり貼ってあります 時計も服も車も、つい見栄で選んでしまいます。はがしたつもりで鏡を見たら、新しいのが貼ってありました」などと作家の深い言葉が反響を呼んでいる。

  志茂田氏は1940年、静岡県生まれ。76年、デビュー作の「やっとこ」で第27回小説現代新人賞。80年に「黄色い牙」で第83回直木賞を受賞。その後も作家の傍らタレント活動も。2014年には絵本「キリンがくる日」で第19回日本絵本賞読者賞を受賞している。Xのアカウントには「2017年、関節リウマチを発症、現在要介護5ながら車いすも利用しています。講演と、1999年に結成した『よい子に読み聞かせ隊』の活動は休止中。小説、エッセイ、童話、自己啓発書等の創作活動に専念しています」となっている。

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