いつの間にか自分の基準を世間の基準のように考えてしまうことがある。そんな世間体に縛られていた作者の佐々木ささみさんが、自分らしい生き方を考え直した体験を描いた漫画「生き方が少し変わった話」がInstagramに投稿された。
ある日、作者は彼氏に仕事選びの悩みを相談した。本当は絵の仕事をしながらアルバイトとして働いて生活したいと考えていたものの、世間体がそれを許してくれるか悩んでいるようだ。
この悩みに彼氏は、ようやく仕事を辞めて楽しく過ごせるようになったのに、世間体を気にしてまた無理をしようとしていることに納得できないようだ。そこで「自分の理想に合った生き方をしたらいい」と作者に伝えた。この言葉を聞いた作者は、これまで自分が「普通」というものに合わせようとしていたことに気づくのだった。
同作について、作者の佐々木ささみさんに話を聞いた。
ー当時は具体的にどのようなことを「普通」だと考えていたのでしょうか?
「大学を卒業後は就職して長く働き続ける」という働き方が普通だと思っていました。私は美大を卒業してそのままデザイン関係の仕事に就いたので、非正規で働くことを考えたときに「これまでのキャリアを無駄にしてしまうんじゃないかな」と考えてしまっていました。
ー他の人の働き方は気にならないのに、自分の働き方になると世間体が気になってしまったのはなぜだったのでしょうか?
自分のことになると「ちゃんとしなければ」という気持ちが強くなっていたからだと思います。
ー彼氏さんの言葉の中で、とくに心に響いたのはどの言葉でしたか?
「他人の働き方なんて覚えてないよ」という言葉がとくに印象に残っています。言われてみれば本当にその通りで、他の人の働き方をほとんど気にしていませんでした。それなのに、自分に対してだけ「普通はこうするべき」という基準を厳しく設定していたことに気づきました
ー最終的に自分軸で働くことを決心できたきっかけは何だったのでしょうか?
「世間から見てどうか」ではなく、「自分が無理なく生活していけるか」を基準にして考えてみたことだと思います。以前は「正社員で働くこと」を前提にして、その中でどう頑張るかを考えていました。でも一度その前提を外して、自分が働くうえで大切にしたい条件を考えてみると、非正規という選択肢も悪くないと思えるようになりました。
<佐々木ささみさん関連情報>
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