オーストラリア政府によるSNS規制の強化にもかかわらず、同国の10代の若者の大半が依然としてソーシャルメディアを利用していることが明らかになった。
2025年、オーストラリアは16歳未満を対象にソーシャルメディアの利用を禁止する法律を、世界で初めて導入した国となった。しかし、オンライン安全委員会(eSafety)による新たな調査によると、10代の若者の8割超が、いまもソーシャルメディア各社のプラットフォームを利用し続けているという。
こうした状況にもかかわらず、生産性・競争・慈善事業・財務担当政務次官のアンドリュー・リー氏は、この規制について後悔はないとし、「保護者間の議論を大きく変えた、重要な転機」だと述べている。
公式の会見記録によると、リー氏はこう説明した。「これまでに数百万件のアカウントを停止してきました。100%の遵守を期待していたわけではありません」「飲酒が認められる最低年齢に関する法律でも、100%の遵守が得られているわけではありませんが、それでもそうした法律を設けておくことは適切だと考えています」
同調査では、オーストラリアの10〜15歳の子どもたちが、3月時点で規制導入前とほぼ変わらない頻度でソーシャルメディアを利用していたことも明らかになっている。