伝説のロックバンド・クイーンのドラマー、ロジャー・テイラーの発言が、バンドの今後への期待を膨らませている。ギタリストのブライアン・メイと最新のライブ公演の可能性を話し合っており、その中にはアバター技術で今は亡きフロントマン、フレディ・マーキュリーさんの姿をステージに蘇らせる構想も含まれるという。
イギリスのラジオ番組に出演したロジャーは、ブライアンとは「近所に住んでいるのでよく話す」とし、「何かをやる可能性はある」と認め、ライブ技術の急速な進化について語った。
「フレディとツアーに出るようなものですね」と提案されると、ロジャーはこれに反論。フレディの代わりは誰にもできないと強調しつつも、アバター形式のパフォーマンスは「ある意味」近いものがあるとも認めた。
これはロジャーのこれまでの姿勢からの転換を示すものだ。以前は、ABBAのホログラムショー「ABBA Voyage」を「楽しんだ」としながらも、こう語っていた。「正直、映像そのものにはそこまで説得力を感じなかった。ABBAのショーが始まった頃と比べて、今は技術がはるかに進んでいると思う。もっと色々なことができるはずだ」
一方のブライアンは、クイーンのホログラムショーに「非常に乗り気」だという。フレディさん、ジョン・ディーコン、ロジャー、自身というオリジナル・ラインナップをデジタル形式で再現することに「本当に惹かれる」とし、ラスベガスの「スフィア」のような会場が新たな可能性を広げているとも語っていた。