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逆探知ツールで確認 楽曲を無断使用のAIに米シンガー・ソングライター激怒「言い訳の余地は一切ない」

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シザ
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 シンガー・ソングライターのシザが、自身の楽曲200曲以上が人工知能(AI)の学習に使用されたとして激怒している。AI開発企業がインターネット上から音源データを無断で収集し、システムのトレーニングに利用するケースが相次ぐなか、シザは自身の作品が対象になっていないか逆探知ツールを用いて確認したという。

 インスタグラムストーリーで、「調べたところ、AI技術が私の曲238曲を学習していた。未発表の楽曲も含まれているに違いない。もしあなたがミュージシャンで、この低俗な文化を支持しているなら最低だ。言い訳の余地は一切ない」とシザは投稿。AIを支持する人々を激しく非難した。

 以前から音楽業界におけるAIの台頭に対し「戦争状態にある」と語っていたシザは、このテクノロジーが特に黒人アーティストに対して不当な問題を引き起こしていると懸念している。

 ピープル誌やi―Dマガジンのインタビューでは、「なぜデビューしたばかりのオリヴィア・ディーンのAIカバーが出回っているのか。オリヴィア・ディーンはストリーミングの収益すら受け取れていない」と指摘。さらに、AIが生み出す黒人音楽に対して「奇妙でステレオタイプな苦難の音楽ばかりで、本当に不快。AIは人間の体験がもたらす情報のブレンドを再現することはできない」と持論を展開した。

 また、社会の連帯感が欠故している現状に危機感を募らせるシザは、2025年夏にもAI技術の環境負荷や人種差別的な側面に警鐘を鳴らしていた。SNS上でファンに対し、AIの運用にかかるエネルギーや汚染、そして新しいAIシステムによってメンフィスなどの黒人都市が受けている「環境人種差別」の実態について検索するよう呼びかけていた。

 シザは2022年のアルバム「SOS」に収録された楽曲「Ghost in the Machine」のなかでも、ロボットと人間を対比させる歌詞をつづっており、以前からテクノロジーへの懸念を表現している。

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