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災害時、被災者の5つの注意点、現役医師の芸人YouTuberが具体的に例示「歯磨きを諦めるな」「乾いた瓦礫を片付けるな」等

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
井たくまのX(@ishyageinin)より
井たくまのX(@ishyageinin)より

 現役の医師でお笑い芸人、YouTuberの井たくま(33)が7月30日、自身のYouTubeチャンネルを更新。災害時に役立つ5つの知識を紹介した。

 井は佐賀大学医学部医学科出身の現役医師。2025年11月までは芸能事務所「太田プロ」に所属していた。現在はフリー。医師としての知識を生かした豆知識や病院あるあるなどを披露する動画で人気を博している。

 この日は「医者が災害時に伝えたいこと5選」と題したショート動画を公開。7月28日に起きた熊本県熊本地方を震源とする地震に対応した動画と見られる。動画は真剣な口調で収録されている。

 1つ目は「水が少ないからといって歯磨きを諦めるな」と助言。「避難生活では口のケアがおろそかになり、細菌が増えやすい。特に高齢者は肺炎のリスクにつながる」と理由も話した。水が少ない場合の対応として「コップに30ml程度の水を用意して歯ブラシをぬらして磨く」ことを推奨。歯ブラシの汚れはティッシュで拭き、残った水で2、3回に分けてすすぐことを勧めた。歯ブラシがない場合は清潔なティッシュやハンカチで歯の表面を拭くだけでも効果があると知らせた。

 2つ目は「トイレを心配して水分を我慢するな」。その理由について「避難所や車中泊で水分が足りないまま長時間足を動かさない状態でいると脚に血の塊ができて、それが肺に詰まって命に関わるエコノミー症候群を起こすことがある」と話した。その対策として「少量ずつこまめに飲め。定期的に動く、足首を動かす、かかとを上げ下げすることも重要」とアドバイスした。

 3つ目は「避難所で一日中、横になりっぱなしにはなるな」。避難生活では動かない状態が続くと筋力や体力が落ち、さらに動くことができなくなる「廃用症候群」になる危険性があると伝えた。特に高齢者は注意が必要と話し「休む必要がない時間は座る、立つ、短い距離を歩くなど、生活の中で少しずつ身体を動かせ」とアドバイスした。

 4つ目は「配られた食材や弁当をあとで食べようと思って取っておくな」。災害時は停電で食品が冷やせず、水も限られているため食中毒を普段よりも起こしやすいことを理由に挙げた。

 最後の5つ目は「乾いた瓦礫をそのまま片付けるな」。理由は乾いた瓦礫を動かすと粉塵が舞い、古い建物の場合は有害なアスベストが含まれている可能性があるためと説明した。

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