コメディアンで俳優のサシャ・バロン・コーエン(54)が、極秘に撮影を進めていた「アリ・G」シリーズの新作映画を完成させたという。「アリ・G」は2003年公開のコメディ映画。コーエンはこれまで2006年の「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」や、その続編である2020年の「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」でも知られる。
米メディアThe InSneiderによると、無礼なインタビュアーとして知られるキャラクターのアリ・Gが復活するそうで、2024年に「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」以来の再登場となる。撮影はすでに完了しており、企画自体は2023年のハリウッド脚本家組合ストライキ以前から進められていたという。
ヒップホップの影響を受けたこのキャラクターは、大統領就任前のドナルド・トランプ氏をはじめ、これまで多くの著名人にインタビューしてきた。
一方、架空のカザフスタン人ジャーナリスト、ボラットの復活は望み薄とみられる。銃規制反対の集会で銃愛好家の群衆に追われた経験から事実上、引退状態にあるとされる。バロンは2024年、ポッドキャスト「SmartLess」でこう振り返っている。
「最後の一本は行き過ぎたものになった。あの銃の集会の後、僕は事実上、逃亡していたんだ。民兵のような集団につけ回されて、4日間ほどセーフハウスを転々とした。あそこまで狂った状況になると、ある程度の技術と準備は必要だけど、運も大きいと気づかされる。そしていつかは運も尽きる」と語っている。