『ファルコン ウィンター・ソルジャー』などで知られる米俳優セバスチャン・スタン(41)が、新作映画『ジ・アプレンティス』でドナルド・トランプ前米大統領の若き日を演じる。『ボーダー 二つの世界』で高い評価を得たイラン出身のアリ・アッバシ監督によるトランプ伝記映画では、セバスチャンのほか、マリア・バカローヴァやジェレミー・ストロングも出演する見込みだ。
権力と野望の物語と言われる『ジ・アプレンティス』は、1970年代と80年代のニューヨークを舞台に、トランプが不動産ビジネスを築き上げてゆく姿や、有名弁護士ロイ・コーンとの関係を描く。
関係者がデッドラインに話したところによると、『メディア王~華麗なる一族~』のジェレミーがコーン役を演じ、『続・ボラット栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画』のマリアが、トランプの最初の妻イヴァナ役を演じるという。
脚本は、FOXニュ-ス創立者ロジャー・エイルズを描いたラッセル・クロウ主演ドラマ『ザ・ラウデスト・ボイス-アメリカを分断した男-』の原作となった伝記を執筆したガブリエル・シャーマンが担う。
セバスチャンは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役で知られているほか、ドラマ『パム トミー』ではロックバンド、モトリー・クルーのメンバーであるトミー・リー役を演じた。