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手塚治虫の10代向け「アリと巨人」など幻の作品が6月に出版、巨匠の原点「黒⼿塚」と対照的な「⽩⼿塚」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
幻の少年・少⼥向け作品群で構成された新刊「手塚治虫 ミッシング・ピーシズ ジュブナイル・ワークス アリと巨人」(立東舎)の表紙
幻の少年・少⼥向け作品群で構成された新刊「手塚治虫 ミッシング・ピーシズ ジュブナイル・ワークス アリと巨人」(立東舎)の表紙

 “漫画の神様”手塚治虫氏(1989年死去、享年60)が主に少年・少⼥向けに描いた幻の作品群が一冊に編集され、「手塚治虫 ミッシング・ピーシズ ジュブナイル・ワークス アリと巨人」(立東舎、税抜6350円)と題して6月12日に発売される。

 これまで「ブラック・ジャック」「三つ目がとおる」「火の鳥 望郷編」「リボンの騎士」といった有名な手塚作品で、単行本化の際にカットされた部分も復元した「ミッシング・ピーシズ」というシリーズが立東舎から刊行されてきたが、今回は10代の少年・少女を対象としたジャンルの呼称である「ジュブナイル」という言葉を使った新シリーズとなる。

 収録作品は、全集版とは異なる初のオリジナル版が収録される「アリと巨人(ジャイアンツ)」(1961年)をはじめ、「机の中へこんにちは」(68年)、「シャミー1000」(68年)、「オズマ隊長 防衛博を行く」(62年)、「ぼくの夢 とんだ宇宙旅行」(58年)の5作品。「オズマ隊長~」と「ぼくの夢~」は初単行本化となる。

 担当者は「いわば『黒⼿塚』とは対照的な『⽩⼿塚』とも呼べる作品をコンパイル(編集)しました。『ジュブナイル・ワークス』は少年・少⼥向けだからこそより明確なメッセージが込められており、学年誌に掲載された、1960年代の手塚治虫のみずみずしい作品が当時のままの姿でよみがえります」と説明した。

 その上で「特に『アリと巨人』は3バージョンが存在するということからも、手塚自身、お気に入りの作品だったことがうかがえます。さらに、全ページが改変前の貴重な連載オリジナル版での収録で、『初出』通りに手塚自身による書き文字も再現しました。ぜひ、その原点を目の当たりにしてください」とアピールした。

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