ライフスタイル領域のメディア運営および不動産事業を展開する株式会社AZWAYはこのほど、子どものいる10~60代の男女300人を対象に、ママ友付き合いに関するアンケートを実施、結果を公表した。
ママ友(保護者同士)の付き合いについて、ストレスを感じた経験を聞いたところ、半数の50%が「1~2回」と回答。「月に1回程度」は12.7%、「週に1回程度」が4.3%、「ほぼ毎回」は8.0%で、「ない」は25%だった。4人に3人がストレスを経験している事実は、多くの保護者にとって心理的な負担になっている実態を示している。
ストレスを感じやすい場面を複数選択で尋ねたところ、「園・学校行事(参観日、運動会、発表会など)」が32.0%で最も多く、「PTA・役員・係の活動(29.7%)」「グループLINE/連絡網でのやりとり(27.3%)」「子ども同士のトラブルの対応(26.7%)」などが続いた。参観日や運動会では、他の保護者との立ち話が避けられず、誰と話すか、どんな話題を選ぶか、どのくらいの距離感を保つかなどの気づかいが重なるため、上位に挙がった。
実際に遭遇したこと(困ったこと)では、「陰口や噂話に巻き込まれた」「派閥/グループがある」「距離感が近すぎる」がトップ3となった。表面的には仲良くしていても、裏では何を言われているか分からないという不安が、関係全体に緊張をもたらしている。
自分自身が無意識にしてしまいがちなことを尋ねると、「距離感が近すぎた」「話題選びに失敗した(プライベートを聞きすぎた等)」「LINEの返信が遅れがち」「誘いを断れず、無理をした」などが上位に挙がった。良かれと思って踏み込んだことが、相手には負担になっていることもあり、このすれ違いが、ママ友関係を難しくしている。
グループLINE/チャットの通知量では、最も多いのは参加していないだった。積極的に参加しない、あるいは意図的に抜けた人が一定数いる一方で、参加せざるを得ない環境にある人もいるようだ。
ママ友付き合いにかかる月々の出費については、8割超が月3000円未満に収め、少額が中心だった。一方、月1万円以上が3.3%いる事実は、頻繁な集まりや贈り物、役員活動に伴う支出など、経済的にも負担が大きい層が存在することを示している。
自由記述では、「LINEの返信スピードや既読・未読が気になり、気疲れする」「行事や係の動きで、断りにくい誘い・参加圧が生まれる」「ランチや集まりが情報交換の場になり、温度差がしんどい」「送迎・当番・配布物など、頼まれごとが重なり負担になる」「噂話や派閥で、距離の取り方が難しくなる」などの声が寄せられた。
園や学校という逃げられない環境で結ばれた関係の中で、気づかいや既読プレッシャー、派閥への配慮といった見えない負担も重なり、ストレスに悩まされている保護者は少なくない。
◆出典:株式会社AZWAY