鉄腕アトム型のギターが発売され、話題になっている。
Xに投稿された動画で人気バンドNEEのギターボーカリスト、夕日さんが演奏するのは「アトムギター」。
足から炎を出し、片手を伸ばして飛ぶポーズのままギターになり、ザラザラと歪んだファズ特有の音を響かせている。ギターファンとアトムファンの注目を集め、投稿は57万表示を記録したこのギターは鉄腕アトムと音楽スタジオ、スタジオペンタの正式コラボ商品とのこと。
制作の経緯をアトムギターのディレクターである、スタジオペンタ大塚店店長の久家祐二さんに話を聞いた。
――制作の経緯は?
久家:スタジオペンタは1980年オープンでスタジオ業界ではかなり老舗なんですが、漫画業界のレジェンドとも言える鉄腕アトムのギターを制作したら老舗同士のコラボとして面白いんじゃないかという流れでこのプロジェクトが始まりました。企画が通った時は本当に嬉しかったです!世界的に人気なキャラクターなので、ファンを納得させる1本を作りたいなとみんなでアイディアを出し合いました。
――スペックと商品の魅力は?
久家:バスウッドをボディ材にした、1ピックアップ(ハムバッカー)のギターで、FUZZ回路を搭載しました。アトムの姿を忠実にギターに落とし込み壁掛けできるフックを付けたので飾ることもできます。
――こだわりは?
久家:バンドマン目線で、ちゃんとギターとして良い物を作りたと考えました。FUZZ回路を内蔵してるんですが、これは市販ギターでは大変珍しいんです。音が本当に良いんですよ!YouTubeの試奏動画を是非見ていただきたいです。
――大変だったことは?
久家:大胆なデザインなので、演奏しやすさと、キャラクターを崩さないようなデザインの調和に苦労しました。まずは段ボールで模型を作り、頭のサイズ感など微調整。黒いパンツの部分にブリッジを収め、ノブを赤にしてブーツに馴染ませました。
ボディが大きいので重心をとるのも大変。演奏にも支障の出る大事なポイントです。バランスの取れるストラップの位置も、実際に試しながら試行錯誤しました。
――完成したものを実際弾かれた時の感想は?
久家:段ボールの試作品から始まったので感動しました! 音質も満足できて、これは売れるぞ!って、制作チームみんな盛り上がりました。これをステージで使ってるアーティストを早く見たいですね!海外のアーティストにも是非使って欲しいです。
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SNSでは「プルート戦仕様なんだ」「公認かよびっくりした」「ちゃんといい音出てる」「このルックスでFUZZ内蔵なのが面白い」などの反響が集まった。YouTubeで演奏する様子が確認できるとのこと。ギター・アトムマニア双方垂涎のアイテムになりそうだ。
アトムギター商品サイト:https://studiopenta.jp/lp/atom-guitar/
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