歌手セリーヌ・ディオンが、アメリカの感謝祭(感謝祭は11月の第4木曜日)に際してファンへメッセージを送った。2022年に稀な進行性の神経疾患であるスティッフパーソン症候群と診断されて以来、闘病生活を送っているセリーヌが27日、メッセージ動画をインスタグラムに投稿した。
セリーヌは動画で「親愛なる友人のみなさん、今日はゆっくり立ち止まり、深呼吸をして、感謝することを思い出させてくれる美しい日です」とコメント。「テーブルを囲んでであったり、電話越しであったり、ただ胸の中であったりと、かたちにかかわらず、愛する人たちと集まることには何か特別な力があります。家族と過ごす時間、そしてそのひとつひとつの瞬間が私にとってかけがえのないものです」と語った。最後に「皆さんの感謝祭が、喜びと安らぎ、そして小さなことにまで感謝の気持ちで満たされますように」と締めくくった。
今年の初めもセリーヌは、ファンからの「ゆるぎない応援」に感謝の気持ちを表していた。セリーヌは闘病に入って以降、2024年7月26日に、パリ五輪の開会式で「愛の讃歌」をエッフェル塔の特設ステージから歌唱した以外はパフォーマンスしていない。