在宅ワークやフリーランスの増加に伴い、カフェなどで仕事をする人が増えている。しかし、その中にはマナー違反ともいえる行動をとる人も少なくない。自身もフリーライターとして活動している増田さんが、そんなカフェワークの落とし穴を描いた漫画がInstagramで注目を集めている。
ある日、増田さんがカフェでくつろいでいると、隣の席の人物がパソコンを開き、電話を始めた。どうやら仕事の打ち合わせ中のようだ。増田さんはここ最近、カフェで仕事をしている人をよく見かけるようになり「情報管理は大丈夫なのか」と疑問を抱いていた。
中には、会社のオンライン会議に出席している人や、社内の実績・取引内容などを具体的に話している人もおり、情報管理は大丈夫なのか心配になっていた。また、カフェで営業の提案をしている人までいるというから驚きだ。周りに人がいて聞こえる状態で、「たぶん大丈夫じゃない」と感じる増田さんだった。
読者からは「ほんとに家とかワーキングスペースでやって!って思う」「なんでカフェで仕事するんですかね?会社ですればいいと思いません?」「情報管理や個人情報保護を考えたら、そういうひととは仕事したくない」など、多くの共感の声があがっている。
そこで同作について作者の増田さんに話を聞いた。
ー増田さんはカフェにパソコンを持って行くことはないのでしょうか?
テレワークが流行し始めた頃、会社員だった時期に気分転換でカフェへノートPCを持って行ったことがあります。ただ、「周囲から画面を見られているのでは」と気になってしまい、落ち着かずストレスを感じてやめました。
ー線引きとしては、どの作業ならOKだと思われますか?
やはりオンラインで打ち合わせや商談をしているとNGだと思います。オンラインの向こう側にいる先方は、まさかカフェで周囲から聞こえてるとは知らないだろうなあと思うからです……。あと、シンプルにうるさいというのもありますね。
ー他にカフェでこれをするのはアウトでは?と思うシチュエーションがあれば教えてください!
細かいことですが、4人席に1人で座って長時間作業している人を見ると少しモヤモヤしますね。あと、少し前まではマルチ商法やねずみ講の勧誘をしている人を見かけることがありましたが、最近は減ってきたようで安心しています。それでも、まだそうした行為をしている人がいたら、ぜひやめてほしいと思います。
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