ダイエット広告に心を動かされた経験はないだろうか。「本当に効くのかな」と半信半疑なのに、つい気になってしまうという「あるある」を描いたチャーさんの作品『ある意味成功した話。』が、SNSで共感を集めている。
ある日作者は、スマホで流れてきた「フラフープだけで1か月後に痩せた」という広告を見た。胡散臭いと思いながらも、作者はその言葉につられてフラフープを購入してしまう。
届いた商品をウキウキしながら組み立てていると、娘たちがやってくる。娘たちが回すのを見てから、いざ作者も挑戦すると見事に回すことに成功した。数年ぶりのフラフープとは思えないほど上手にできたことで、作者は「これなら続けられるかも」と期待がふくらむ。
しかし次の瞬間、ふと視線を向けたガラス越しに映る「部屋着、すっぴん、ボサボサ髪でフラフープを回す自分」に作者は愕然とする。あまりの衝撃に作者は「家族には絶対に見られたくない」と思い、それ以来フラフープを封印した。しかしショックで体重は少し痩せることができたため、ある意味ダイエットは成功したのだった。
このユーモアたっぷりの同作について、作者のチャーさんに話を聞いた。
ーフラフープを買う決め手になったポイントを教えてください。
「こんなに痩せるの?フラフープだけで!?ほんとぉ?」って思ったのに、勝手に指がポチしてしまいました。
ーフラフープは元々得意だったのでしょうか?
そんなことは全くありません!フラフープを回したのも小学校以来だと思います。子どもが上手だったので真似たら出来ました。でも長くは続けられず、落ちてやり直しての繰り返しですね。
―ガラスに映った姿を見てやめてしまったとのことですが、そのときの心境は?
回せたとは言え、私はものすごく運動音痴でして…。脳内の私の動きとガラスに映った私の動き、姿の違いに絶句でした。部屋着とすっぴんボサボサが相まって、なかなかなビジュアルでした。「家族に見られたくないな」なんて思ってたら、すぐにやらなくなってしまいました。
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