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「嫁入り」は「傀儡」の例え 高市氏の自民執行部人事を批判した立憲民主の政調会長、撤回や訂正はせず

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
総裁選出馬会見に臨む高市早苗氏=衆院議員会館
総裁選出馬会見に臨む高市早苗氏=衆院議員会館

 タレントのフィフィが9日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、立憲民主党の本庄知史政調会長(50)の「嫁入り」発言について「リベラル面してるだけ、これがこの方々の本性」と厳しく指摘した。

 本庄氏は8日の定例会見で、自民党の新総裁となった高市早苗氏が選んだ党執行部について「役員のみなさんそろった写真を見て、麻生家に嫁入りした高市さん、というような画(え)でしたよね。両脇に麻生(太郎=副総裁)さん、鈴木(俊一=幹事長)さん、ご親戚の2人がおられて。そしてかわいがられた小林(鷹之)さんが政調会長でいて」とあきれるようにコメント。続けて「明らかに絵に描いたような傀儡(かいらい)の人事で、これは本当にひどいな、という風に感じざるを得ません」とし、「傀儡」の例えとして「嫁入り」というワードを使って高市氏の人事を批判していた。

 フィフィが引用した記事などでは、本庄氏の「嫁入り」発言に対してはSNS上などで批判の声が上がり、本庄氏は取材に対して「不適切という意見があるなら受け止めたい」などと語った。「古い自民党」を批判するために「古い言葉」を使ったと説明したが、明確に「撤回」や「訂正」はしていないとされている。

 フィフィは記事を引用した上で「本性」とバッサリ切った。また、自民党・東京8区(杉並区)の支部長を務める門(かど)ひろこ氏も9日に自身のXで「他責もここまでと呆れますが、立憲で日頃ジェンダー平等!と叫んでおられる女性陣が軒並み静かなのを見ると、立憲の方が女性議員のお立場が弱いのではないかとかえって心配ですね…」とチクリと指摘していた。

 本庄氏は東京大学法学部卒業。岡田克也氏の事務所に勤務し政策担当秘書などを務めた。2021年初当選。

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