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社民・福島瑞穂氏、高市早苗氏にチクチク「ワークライフバランスを捨てる」にガブッ「ダメ、大問題です」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
社民党・福島瑞穂党首
社民党・福島瑞穂党首

 社民党の福島瑞穂党首(69)が6日、自身のX(旧ツイッター)に動画を投稿し、自民党新総裁に決まった高市早苗氏(64)の「ワークライフバランスを捨てる」という発言を批判した。

 高市氏は4日、総裁選に勝利した直後の演説で「ワークライフバランスという言葉を捨てます。働いて働いて働いてまいります」と決意を語った。さらに、同党の議員に向けても「人数少ないし、もう全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。それぞれの専門分野でお仕事していただく」と呼びかけていた。

 福島氏は「高市さんの全員に馬車馬のように働いてもらう、私自身ワークライフバランスと言う言葉を捨てると言う発言は大問題です。トップがワークライフバランスを捨てると言ってはなりません。これではケアを中心とした社会を実現することができません。」とつづり動画を掲載。「『がんばって働きます』これならまったくOKです」と前置きした上で「『ワークライフバランスという言葉を捨てる』と言った、これダメじゃないですか。『全員、馬車馬のように働いてもらう』、ダメじゃないですか。会社の社長が、もしこんなことを言ったら『バツ』。大問題です」といって手をクロスさせた。

 さらに「これに対して、『全国過労死を考える家族の会』から抗議や危惧の声が上がりました」と一部から批判の声が出ていることも指摘。「ワークライフバランスを大事にしながら、社会が成り立っていく。でも、それをトップが『捨てる』って言ったらダメでしょう」と高市発言を否定した。

 福島氏は高市氏が総裁に選ばれた4日には会見で「女性なら誰でもいいというわけではないということの、一番の見本のケースだと思います。そして、本当に残念で驚がくしてますし、極めて本当に、危機感を感じています」などと発言。史上初の女性総理となる可能性が高い高市氏に対して、早速対立する姿勢を明確にしている。高市氏の「ワークライフバランス」発言は懸命に働くことの例えとみられるが、これにも早速“攻撃”した形となった。

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