俳優オースティン・バトラーが、2025年公開予定の犯罪映画「エネミーズ」とメンズ・ヘルス誌の表紙撮影に向け、14週間にわたる過酷なトレーニングと栄養管理を実施していたことが、パーソナルトレーナーのロイ・チャンによって明かされた。
バトラーは、犯罪コメディ映画「コート・スティーリング」の撮影終了後、身体と健康を「次のレベル」へ引き上げる絶好のタイミングと捉え、ロイとの本格的なトレーニングを開始。ロイはインスタグラムで、「これは単なる役作りではなく、長期的なピークパフォーマンスのための持続可能な基盤づくりだった」と語っている。
トレーニングは「技術的な動き」「ホールフード中心の栄養」「時代を超えたトレーニング原則」の3要素を軸に構成され、見た目だけでなく、長期的な健康と強さを重視した内容だった。ロイは「見た目重視の役柄が来るたびに健康を犠牲にすることはできない」とし、バトラーと共に「偉大な俳優になるには長期戦が必要」という認識を共有していたという。
この取り組みの成果は、ジムで鍛え上げられたバトラーの肉体を写した写真や動画に表れており、ロイは「14週間の賢く一貫した努力が何を生み出すかを示している」とコメント。最後には「誇りに思うよ」とオースティンへ称賛の言葉を贈っている。
なお「エネミーズ」には俳優の西島秀俊、「SHOGUN 将軍」で話題となった女優アンナ・サワイも出演予定だ。