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教室に冷房がなかったあの頃「どうやって生きてたの?」乗り切るために妄想 作者に聞く【漫画】

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猛暑が続く近年、教室にエアコンがあるのは当たり前の光景となっている。しかし少し前までは「冷房のない教室」で夏を過ごすのが普通だった。そんな“あの頃”の記憶を呼び起こす漫画『エアコンなんてなかったあの頃』(作:みたんさん)が、世代間のギャップを描いた作品として注目を集めている。

ある日、みたんさんは授業参観で学校の教室を訪れ、「快適だなぁ」とエアコンの恩恵を感じながら授業を見学していた。帰宅後、「ママの子どもの頃は、教室にエアコンなんてなかった」と語ると、息子は驚愕し「どうやって生きてたの?」という率直すぎる疑問を返した。みたんさんは「下敷きでバタバタしてたよ」と返すが、それだけでは済まされないほど当時の夏の教室は過酷だった。

実際、みたんさんが高校生だったころには、暑さ対策という名の”妄想”を繰り広げ仲間内で涼んでいたという。その妄想では「天井にミストシャワーを設置」「上から配管が降りてきて無限にアクエリアスが飲める」「帰り道は流れるプールで帰れる」などの案があげられた。

いずれも実現可能性より“願望”が強い発想ばかりだが、そこには暑さと戦う若者ならではの夢とユーモアがいっぱいだった。そんな同作について、作者のみたんさんに詳しく話を聞いた。

ー「エアコンがある今」と「なかった昔」のギャップに、どんなことを感じましたか?

今と比べたら、私の高校時代のほうが暑くなかったと思うので仕方ないのかなと思いましたが、過去の気象情報を検索してみたら今と大して変わらなくない...?と思いました。7月は32〜33℃が平均で、そのなかでエアコンなしで扇子とミニうちわだけで過ごしてたのか...と思うと、当時の自分たちを気の毒に思いました(笑)

ー素敵なアイデアが多くあがっていましたが、どのようにしてこの発想が生まれたのでしょう?

妄想するのが趣味だったんですよね...。友人もそういうこと考えるのが好きで、いつも2人でどうでもいいことばかり考えてました。当時話しながら、イラスト化もしてました。自分が氷水に浸って家まで泳ぐ図を想像すると、顔が自然とニヤけちゃって楽しかったです。現実逃避ってやつですね。

ー投稿に対して印象的なコメントなどありましたか?

扇風機スカート被せてる絵があったからか「女子校ですか?」って聞かれました。共学ですがやってました...。女子勢力が強かった美術部の教室でやってましたね。

<みたんさん関連情報>

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