小さい子供を育てていると、日常の外出ひとつとっても一大イベントになってしまうこともあるだろう。病院や美容院、スーパーへの買い物など、短時間の外出であっても育児中の親にとってはハードルが高いものだ。そんな日常をリアルに描いた漫画『歯医者』(作:あたらしいいきものさん)がX(旧Twitter)で投稿されている。
久しぶりにひとりで歯医者に出かけたあたらしいいきものさんだったが、家に残してきた子どもが気になる様子。感謝の気持ちで何か買って帰ろうと思いLINEで連絡すると、すぐに「早く帰ってきてください」と返信が。
あたらしいいきものさんは、そのシンプルな文面から修羅場の気配を察し、慌てて帰宅するのだった。当時の様子について、同作の作者・あたらしいいきものさんに話を聞いた。
ー親Bさんに子どもを預けた際の状況を詳しく教えてください。
交互に子どもの面倒を見るという感じでやんわりな協力体制でした。歯医者の予約時間になったので外出しましたが、その際に特別な罪悪感がなかったので、おそらく子どもは寝ていたのだと思います。
ー歯医者さんはどのぐらい時間がかかりましたか?
だいたい一時間半ぐらいですね。病院なので少し時間がかかりました。
ー帰宅時の親Bさんの様子はどうでしたか?
げっそりしていました(笑)親Bいわく「ミルクもおむつも問題なかったのに、どうあやしてもママを探して泣き止まなかった」ということで、あとから考えると「ママがいない泣き」の始まりだったのかもしれません。とにかく「他のことは自分がやるから、とにかく早くあなたがだっこしてあげないとかわいそう」という感じで、鬼気迫る表情でした。
<あたらしいいきものさん関連情報>
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