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神経系疾患で人気絶頂時に表舞台から退いたミュージシャン 復活はセラピーのおかげ

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 ルイス・キャパルディ
 ルイス・キャパルディ

 ミュージシャンのルイス・キャパルディ(28)はセラピーのおかげで音楽界に復帰できたと考えているという。2年前のグラストンベリー・フェスティバルで神経系疾患のトゥレット症候群によりステージを中断、その後活動休止を発表したルイスだが、今年同イベントのピラミッド・ステージでパフォーマンスを敢行していた。

 メンタルヘルスの専門家らへ自宅からアクセスできるオンラインプラットフォーム「BetterHelp」とのビデオチャットでルイスはこう語る。「セラピーは、僕が再びミュージシャンでいられる理由だ。ここ2年間のセラピーによる影響を考えると、受けるのを止めることはないと思う」

 同プラットフォームと組み、自身のファンに73万4000時間の無料セラピーを提供しているルイスは、「BetterHelp」のチーフ・グロース・オフィサー、サラ・ブルックス氏はこう話す。「ルイス・キャパルディのような世界的に知られる人物が、オンラインセラピーによって人生がどう変わったかを真摯に話すことは途轍もなく力強いことであります。ルイスが発言してくれること、自身のプラットフォームを使いセラピーの偏見を無くす一助となってくれていることに私たちは感謝しています」

 前回のグラストンベリーでは中断こそしたものの、ファンらの助けもありパフォーマンスを完了していたルイスは、当時ステージ上でこう話していた。「この1年ノンストップで過ごしてきたから、自分のメンタルヘルスのために休みたくて3週間オフを取ったんだ」「ここには戻ってきたいと思っていた。グラストンベリーはもちろん素晴らしいし、やりたかったんだ。怖かったけど、皆のおかげで安心できたよ、ありがとう」

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