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アイドルが「自衛」のためにグループ脱退 運営から「責任を取れ」「自責するべき」と叱責→うつ病に

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
※画像はイメージです(nagaets/stock.adobe.com)
※画像はイメージです(nagaets/stock.adobe.com)

 女性アイドルグループ「policy」の「空音ここみ」がこのほど、自身のX(旧ツイッター)を更新。活動休止と、8月に新しくデビューする予定だった別グループでの活動辞退を発表した。

 空音は30日に「みんなと幸せになる未来を作れなくてごめんなさい」と題して文書を公開。「突然のご報告になりますが、本日より活動を一時休止させていただき、8月に予定している新体制での活動も辞退させていただくこととなりました」と発表した。

 新グループ脱退の理由については「新体制に向けて、事務所から提示された方針や運営体制は、これまで私が大切にしてきた価値観や姿勢とは異なる点が多かった」と吐露。さらに事務所との話し合いのなかで「大きな声や、机を叩く音が響く場面や、『鬱にさせることもできる』といった発言に立ち会うこともありました」と明かし、「私は精神的な圧迫を感じることがありました」と当時の心境を明かした。

 また「ファンが離れるのはあなたのせい」「責任を取れ」「自責をするべき」などの強い言葉も投げかけられ、「気づかないうちに心と体のバランスが崩れ、限界を迎えていた」と医者から「うつ病」と診断されたことを公表。そのため、活動休止に至ったと明かした。

 最後には「これまで活動を続けてこられたのは、事務所の皆さまの支えが会ってこそだと感じています。ここまで歩ませていただいたことに心から感謝しています」と記し、「しばらくの間、表に出る機会は減るかもしれませんが また音を届けられる日を信じて、一歩ずつ進んでいきます」と締めた。

 また、同じく新グループからデビュー予定だった「雪野まひろ」も31日に活動休止を報告。「たくさんの経験をさせてもらう中で、無理が重なって体調を崩してしまいました。運営の方々と話し合いをしたうえで、活動休止という形を取らせていただくことになりました」と知らせた。

 新グループについては、「policy」から空音と雪野の2人が選抜される形で4月にプロジェクト発足が発表。8月にデビュー予定だったが、31日に公式Xで2人の活動休止ポストを引用したうえで「このたび、メンバーの活動休止にともない、誠に残念ではございますが、進行しておりました新グループのプロジェクトも本日をもって停止させていただくこととなりました」と発表されていた。

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