兵庫県の斎藤元彦知事（47）が2日、県庁での定例会見で、参院選（3日公示、20日投開票）に関して「先日お答えした通り、公務優先で考えてますので、何か応援に行くということは考えておりません」と、特定の候補を応援する考えがないことを改めて示した。
参院選兵庫選挙区（改選数3）は、13人が立候補を予定する全国屈指の激戦区となっている。斎藤氏は「兵庫県選挙区は、現時点では多く方が立候補を予定されているということで、全国でも屈指の、多くの方が出られる戦いになることが予想されている。県民の皆さんにおかれましては、各候補者や政党の主張、政策を見られてその上でご判断いただくということになる。投票率をしっかり上げていくということが県民の皆さんにとっても、主権者としてのやはり大事なことになりますから、投票に行っていただくということをお願いしたい」と呼びかけた。
特定の政党や、候補者を応援しない理由を問われた斎藤氏は「私自身もひとりの政治家であり、個人でもありますので、どの候補にとかどういった形で応援するしないも含めて、私自身がさまざまな状況を判断して、対応を決めさせていただいておりますので、今回についてはあくまで公務優先ということで、私自身は参院選には、どの候補者にも応援などはしないということで判断させていただいております。何か具体的なこういう理由があったりとか、理由がないとかっていうものではないということをご理解いただきたい。前回は行ったこともありますし、今後についてどのようにするかっていうのはその時の判断だとは思います」と答えた。
