株式会社NEXERが運営する「キャリアバイブル」はこのほど、転職活動の経験がある全国の男女412人に「転職と年齢」についてアンケート調査を実施、結果を公開した。
まず、「何歳くらいを境に転職が不利になりそうと考えるか」を聞いたところ、半数以上のが「40歳を超えると不利になると感じる」と回答した。
理由について尋ねると「実際、40未満までの求人を何度か見たことがあるので」（30代・男性）、「ある程度落ち着きを求められる年齢だと思うから」（30代・男性）、「会社は若い人の方が教えやすいだろうから」（40代・女性）などの声が上がった。
続いて、年齢を理由に転職活動が不安になった経験について聞くと、57.5％と6割近く人が「ある」と回答。その具体的な理由について選んでもらうと、もっとも多かったのは「年齢が高いため、求人が少ないのではないか」で、77.2％と8割近くにのぼった。
また、「転職市場において年齢を重ねることで感じたメリット」についても聞いた。もっとも多かったのは44.3％の人が選んだ「経験が豊富で、即戦力として求められる」だった。さらに「以前の職場での経験が新たな仕事で活かせる」が39.2％で続いた。
年齢を重ねることで「前職のスキルが役に立つ可能性がある」（30代・女性）、「未経験よりは、指導するための労力や時間がいらない」（40代・女性）、「経験を積んで成長し続けている」（30代・女性）などのメリットを感じる声が多く寄せられた。
◆引用元：キャリアバイブル（https://nexer.co.jp/career-bible/54824/）
