akiya_b

「プラダを着た悪魔」編集長のモデルが米版「ヴォーグ」の編集長を退任「メットガラ」を成功させた敏腕

海外エンタメ 海外エンタメ
アナ・ウィンター
アナ・ウィンター

 アナ・ウィンター氏(75)が、米版「ヴォーグ」の編集長を退任した。6月26日に行われたスタッフミーティングで、37年間にわたって務めてきた編集長の職を退き、新たに「編集コンテンツ責任者」という役職を新設することが発表された。

 ファッション業界でもっとも影響力のある人物の一人であるウィンター氏は、今後も「ヴォーグ」のグローバル編集長および、発行元であるコンデ・ナスト社の最高コンテンツ責任者の職には留まる。

 スタッフに向けたスピーチでは、「次世代の編集者たちが、それぞれのアイデアで業界に新しい風を吹き込む手助けをしたい」と語った。

 ロンドン生まれのウィンター氏は、英国版「ヴォーグ」で3年間編集長を務めたのち、1988年に米版「ヴォーグ」の編集長に就任。高級ファッションと手頃な価格帯のスタイルを融合させることで、同誌の方向性を大きく変えたと高く評価されている。

 1995年からはファッション界の祭典「メットガラ」の主催責任者も務めており、その在任期間中に3億ドル(約430億円)以上の寄付金を集めたと言われている。今年初めには、英国王室から、男性の「ナイト(=Sirの称号を許される)」に相当する「デイム(Dame)」の称号も授与されている。

 また映画「プラダを着た悪魔」でメリル・ストリープ演じる編集長のモデルになったと言われている。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース