UFOの誇大宣伝、軍事技術の隠蔽のため!? 元NASA調査官が主張

海外科学 海外科学
 ※イメージ図
 ※イメージ図

 UFOの誇大宣伝は、秘密の軍事技術を隠蔽するためのものと元NASAの調査官が主張している。

 NASA監察総監室で上級特別捜査官を務めていたジョセフ・グーテインツ氏は、憶測を止めて証拠を要求する必要性を人々に呼びかけ、こう語った。「証明してほしいですね。1940年代から彼らはUFOの存在を主張しています。エリア51にはUFOがいるそうです。誰かエリア51に入って見てきてください」

 現在は刑事弁護士を務め、大学教授も務めるグーテインツ氏、宇宙人に誘拐されたとか脳にチップを埋め込まれたと信じている人々から定期的に電話をもらっていたそうで、フォックス・ニュースにはこう話してもいる。「学生によく言っていたのは、異世界から誰かが私たちを訪ねにやって来る可能性は無いということでした。宇宙人の訪問を受けたとして電話をかけてくる人には精神科に診てもらった方がいいと私は言っていました」

 そして地球外生命体の存在の可能性はエウロパ、ガニメデ、タイタン、トリトンといった衛星だけでその場合も微小なものに過ぎないとして「繰り返しますが、それは原始的なものです。微生物であり、空飛ぶ円盤が訪問してくるといった類ではありません」と説明した。

 さらにUFOの目撃談は霊的、もしくは自然的なものかという問いには単純明快に「上空で何かを見ていてそれが本物だったとします。中国かロシア、もしくは近所のドローンですよ」と答えていた。

 一方、1940年代に騒がれた宇宙人の存在の主張に関しては、冷戦の秘密主義によって引き起こされたものと考えているという。「このようなUFOの話が出始めたのは、(アメリカ)軍が航空機のテストをしていて、それをロシアの人々に知られたくなかったからだと思います」「UFOによる偽装工作がうまくいったのならステルス技術を隠蔽するため、軍や政府の中に協力する人がいたとしてもおかしくありません」「ようするにUFOという隠れ蓑を使い私たちが、多くのことを隠していると考えています」と私見を述べた。

よろず〜の求人情報

求人情報一覧へ

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース