スコットランドで、地球外生命体の痕跡探しに繋がる実験が行われている。セント・アンドリュース大学の研究チームは、ESA(欧州宇宙機関)が2028年に宇宙に送る予定の新たなロボット探査機のため、ハイランド地方の町ロウアー・ディアベイグでカメラのテストを実施している。
研究の一環として、変成していない泥岩といった10億年前の岩石から生物を見つける技術が使われている。
同大学のクレア・カズンズ博士はBBCの番組『ランドワード』で語った。「岩石が正しく変成されていないのです。加熱され、絞られ、砕かれていない。これらの岩石が液体の水であったことを示す完璧な例です。生命にとって住みやすい環境ということになります」