朝起きた瞬間、「体が重い」「首が回らない」といった違和感を覚えたことはないだろうか。そんな“朝の異変”に戸惑ったイラストレーター・naoさんの投稿がInstagramで注目を集めている。
それは前日の夜、仕事が長引いてしまい寝不足の状態で眠りについた翌朝のことだった。目が覚めたnaoさんは、なぜか頭だけがまったく動かないという異様な感覚に襲われた。思わず「金縛りか？」と疑いながらうっすらと目を開けると、視界に入ってきたのは予想外の光景だった。
本来は横で寝ていたはずの娘が、夜の間に上へと移動しnaoさんの頭を両腕でしっかりと抱え込むようにして眠っていたのだ。頭の周りをすっぽりと包まれる形でホールドされていたため、naoさんは身動きが取れなくなっていた。
子どもの寝相が悪いというのはよくある話だが、「頭を抱えて眠る」というスタイルは珍しいだろう。同作に対して「予想を遥かに超えられました」「まさかのホールド。子どもって寝相悪いとかあるあるですが、それをはるかに超えるやつ！笑」など驚きの声が寄せられた。このホールド寝事件について、同作の作者であるnaoさんに当時の状況を詳しく聞いた。
ーうっすら起きたら頭が動かない状態だったのでしょうか？
いつもなら隣で寝ている娘が動いただけで気づいて起きるのですが、その日は前日遅くまで仕事をしていたせいで、珍しく全く目が覚めなかったんです。朝になって頭が動かないことに気づき、「あれ？なんかおかしいな？」とゆっくり目を開けたら…私の頭が娘にがっちり抱えられていて（笑）。状況を理解するまでにちょっと時間がかかりましたね。
ー娘さんの寝相はいつもすごいのですか？
かなり激しい方だと思います。夜中にかかと落としを食らうこともあれば、頭突きされることもあります。
ー娘さんはその日の朝起きてから、寝心地について何か言っていましたか？
ホールドされた後はまたコロコロと転がって、自然と離れていったんですが、朝起きてから「さっき、ママの頭を抱えて寝てたんだよ」って言ったら、「なんで？」って逆に聞かれました（笑）。いや、こっちが聞きたいんですけどって思いましたね。
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