身近に赤ちゃんを出産した友達や知人がいたら、抱かせてもらう機会もあるかもしれない。漫画家のまぼさんによる『謎の達成感…これ私だけ？』は、作者のまぼさんが友人の赤ちゃんを抱かせてもらう様子が描かれたコミックエッセイだ。X（旧Twitter）に投稿されると、多くの人の関心を集めて2.2万もの「いいね」が寄せられている。
育児中の友人と会ったまぼさんは赤ちゃんの愛くるしさに、堪らず抱っこさせてもらうことに。そして赤ちゃんの様子を見ていると、「これ…5分以内に寝ちゃう顏」と察するまぼさん。途端に得意気な表情になり、「自分…寝かせちゃってイイすか…？」と友人に確認を取る。
すると、まぼさんは体を揺らしながら、赤ちゃんの背中を一定のリズムで優しくタッチ。間もなくして赤ちゃんを寝かしつけ、まぼさんは「えも言われぬ達成感」を感じるのだった。
読者からは「めちゃくちゃ分かる。寝てくれた時って嬉しいよね」「ラストの街中の人に報告するコマで笑った」といった声が。そこで作者であるまぼさんに、同作を描いたきっかけについて話を聞いた。
―同作を描いたきっかけを教えてください。
自分の抱っこで赤ちゃんが寝てくれたとき、自分が赤ちゃん様に許されたような、安心して身を預けてくださったような気持ちになるなと思い漫画を描きました。
―同作のなかで、特にお気に入りの場面があれば、理由と一緒にぜひお聞かせください。
赤ちゃんのとろ～んとした顔をうまく表現できたのでは！？と思っています。
―読者にメッセージをお願いいたします。
コメントで触れてくださる方も多かったのですが、私自身が赤ちゃんを育ててる時も「いまは寝てほしくない」「いま寝ちゃうとあとで大変そうだな～」など、まわりには見えない家庭の都合やスケジュールもあったりします。赤ちゃんを寝かせることは達成感を感じると漫画にしましたが、その一方で「いま私が寝かせても困らない？」と相手に聞くのはひとつの配慮なのかなと思ったりします。
＜まぼさん関連情報＞
▽Ｘ（旧Twitter）
▽まぼさんさんの著書『勤労ロードショー 今日も財布がさみしくて』(Amazon)
