見ているだけで心が癒されるような可愛い犬。飼ってみると手間の大変さに苦労することもあるが、そんな苦労を忘れるくらいに溺愛してしまう飼い主は多い。そして飼い犬があまりに可愛くて、まるで人間の赤ちゃんと接する時のように口調が変わる飼い主も少なくない。
漫画『愛されて育ったでかい獣人の話』などを描く漫画家のヤシンさんも、子犬と接すると普段とは違う口調になってしまうようで、その様子を『ことあるごとに悪い魔女みたいになる』という漫画にしてX(旧Twitter)で公開している。
ある日のこと、ヤシンさんがキッチンで洗い物をしていると、子犬がキッチンにやってきた。ヤシンさんは子犬をひょいと抱き上げ別室へと移動する。その際にヤシンさんは子犬に「危ないから向こう行きな~」と語りかける。続けて「お鍋で煮込んで食べちゃうよ…」と、まるで悪い魔女のような声掛けをするのだった。
同作の投稿に対して「私もよく愛犬のお尻やお腹や喉元噛んじゃう!」や「我が家もよく”焼いて食うぞ”と”鍋にしてやろうか”は言う」など、ヤシンさんと同じような対応をしている飼い主たちの声があがっている。そこで同作について、作者のヤシンさんに普段の様子などを詳しく聞いた。
ー同作では「食べちゃうよ…」以外にも、悪役っぽいセリフを言ってしまうことはありますか?
思い返してみるとけっこう日常的に言っていますね。例えば、頭を撫でながら「頭蓋骨の形が綺麗だね」と言ったり、細長く伸びてる姿を見て「すすれそうだね…」と言ったりしてます。
ー愛犬たちは、普段からヤシンさんのあとを追いかけてくるのですか?
子犬は好奇心旺盛なのでよく後ろをついてきます。先住犬は私がおやつを持ってるときだけやってきます。
ーでは追いかけられて困ったエピソードなどはありますか?
子犬がトイレにまでついてきたときは、慌てて追い出しました。先住犬は音もなく近寄ってくるので、居ないものだと思って振り向いたら真後ろに立っていて、本気でびっくりしたことがあります。
ー最後に、愛犬たちを家族に迎え入れて良かったなと思えた出来事があれば教えてください。
犬たちの一挙手一投足に喜ぶようになり、幸せや楽しいといった感情への感度が高くなったように感じます。些細なことで喜べるようになったので、いつもこの子たちがいてよかったな、と思っています。
<ヤシンさん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://www.instagram.com/yashin_create/
▽ブログ
▽漫画【愛されて育ったでかい獣人の話】連載サイト
https://comic-porta.com/series/757/
▽漫画【この探偵、犬かもしれない】連載サイト