読売テレビ元アナウンサーでキャスターの辛坊治郎氏(69)が2日、自身のX(旧ツイッター)を更新。「今回の放出米は、本当に困ってる人に届けるべきです。『カネモ(大阪の子供は富裕層をこう呼びます)』は、買いに行ってはいけません」と呼びかけ、富裕層に備蓄米として放出される米を買わないよう自制を呼びかけた。
辛坊氏は「今朝、名古屋の知人が『進次郎米』をゲットしようとして、あっさり敗退したらしい。今回の放出は全部で30万トンで残る備蓄米は同量の30万トン。全部合わせても国民1人当たり5キロくらいにしかならない。取り合いになったら瞬時になくなる。特に今は心理的に個人で過剰な備蓄をしようとするからね」と、一部で争奪戦や買いだめが起きている現状を訴えた。
小泉進次郎農相(44)の手腕を高く評価した辛坊氏だが「もう一歩、貧困層に限定して、しっかり届ける方策を練れば完璧だった。野党はここを攻めるべき」と指摘した。