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ハリウッド映画「あるある」を再現した漫画が話題 逃げてもゾンビ、撃たれても無敵…

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何発撃たれても致命傷を負わない主人公や、逃げ切れたと安心した瞬間にゾンビが襲ってくる展開など、ハリウッド映画を観て既視感に襲われた経験はないだろうか。漫画家・長谷川和志さんは、そうしたハリウッド映画にありがちな展開を題材にした漫画をnoteで公開している。

漫画『ハリウッド映画あるある』は2025年5月時点で39本が投稿されており、ハリウッド映画を観たことがある人なら、誰もが見覚えのある“お決まりの展開”が満載である。

例えば『気味の悪い隣人』というタイトルで投稿された作品では、カーテンの隙間から外を見つめる女性が見つめる先に、庭の柵越しにじっとこちらを見つめる無表情な男性が立っている様子が描かれている。「また見てる…」という女性の心の声から、その不気味な行動が日常化していることがうかがえる。これはサスペンスやホラー作品でよく見られる、じわりとした不安を描いた作品だ。

同じくホラー作品を題材にした『ゾンビに噛まれても無申告』は、ゾンビ映画の定番展開を描いている。腕に噛まれた痕があるにもかかわらず、「なんでもない」と言い張り、感染を隠す女性。やがて彼女がゾンビへと変貌し仲間たちを混乱に陥れる展開は、多くの視聴者にとって容易に想像がつくのではないだろうか。

また、先の展開が読めてしまうようなシーンも、結局のところ楽しめてしまうのがハリウッド映画の魅力。つい続編を期待してしまう視聴者も少なくないだろう。そんなファンの想像をかき立てるのが、『続編を匂わせるラスト』だ。

肩を寄せ合い歩き出す二人の背後には、大きな刃物を手にした何者かが静かに立っている。すべてが解決したはずの場面に不穏な影を差し込む演出は、ホラー映画の定番ともいえる締めくくりだ。

同作を描くきっかけは何だったのか、作者の長谷川和志さんに話を聞いた。

―この作品を描こうと思ったきっかけを教えてください。

5年くらい前にX(旧Twitter)に文字で投稿していたものを、軽い気持ちでイラストにしたのがきっかけです。

―漫画のアイデアは、どんなときに思いつくことが多いですか?

漫画のことは極力考えないようにしており、偶然思いつくのを待っていることが多いですね。普段はホントにどうでもいいくだらない事ばかり考えてます。

―ハリウッド映画をよくご覧になっているのでしょうか。

最近は邦画も観るようになりましたが、ほぼハリウッド映画だと思います。特にゾンビものは、どんなにB級臭がしてても観てしまいます。

―『ハリウッド映画あるある』シリーズは、今後も続けるご予定でしょうか。

たぶん続けます。ただ今はそういう気分じゃないですが。

近々なんとかしようとは思ってます。

―お好きなハリウッド映画があれば、ぜひ教えてください。

パルプ・フィクションです。

<長谷川和志さん関連情報>

▽note

https://note.com/hasegawa19751005

▽x(旧Twitter)

https://x.com/HasegawaKazushi

▽電子書籍『ハリウッド映画あるある 1』(Amazon)

https://amzn.asia/d/azsg2dd

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