国民・榛葉氏、自民・宮沢税調を「猿人バーゴン」扱い!リハックでの「“目指す”は178万ではない」発言に怒

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
国民民主党・榛葉賀津也幹事長
国民民主党・榛葉賀津也幹事長

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長(57)が11日、国会内での定例会見を行い、自民党の参院議員・宮沢洋一税調会長(74)を「猿人バーゴン」に例えて不満を示した。

 宮沢氏は6日にYouTube番組「ReHacQ(リハック)」に出演。基礎控除のいわゆる「103万円の壁」を178万円に引き上げることを目指すという自民・公明・国民民主の3党の幹事長合意についてコメントしていた。宮沢氏は「178万円を“目指す”ということは178万円“ではない”ということ」と明言した。幹事長が合意したことについても「正直言って、わたしが税調会長同士でいろいろ交渉をしているさ中にそういう話が飛び込んできて、国民民主党の(古川元久)税調会長には『何なんだ』って文句を言った」と自民の森山裕幹事長については棚に上げてクレームをつけたことも明かした。

 社会学者で、日本大学危機管理学部教授の西田亮介氏が「自民党にとっても国民民主党にとっても、ある程度顔が立つ書きぶりが『目指す』だった。そしてガソリン減税については期日は書かない。政治の“妙”ですね」と投げかけ。宮沢氏はニヤリと笑いながら「おっしゃる通りです」と認めていた。

 11日の定例会見でこの宮沢氏の発言について尋ねられた榛葉氏は「めちゃめちゃ古典的な税調の人間だと思ったね」としみじみ。「『川口浩探検隊』かと、(同企画を放送していたテレビ朝日系の)『水曜スペシャル』かと思った」と昭和の政治家扱いした。「古代原始猿人バーゴンが出てきたみたいな。そこまで古い感覚かと思ったね」とさらに同企画のネタをぶっ込んで宮沢氏の考え方を古典的だと指摘した。

 なお、「猿人バーゴン」とは1982(昭和57)年に放送された川口浩探検隊シリーズの「謎の原始猿人バーゴンは実在した!」という回のネタ。フィリピン・パラワン島にいるとうわさされる「猿人バーゴン」を探検隊が捜索する姿は、当時中学生だった榛葉賀津也少年にも絶大なインパクトを残していたようだ。

 榛葉氏は続けて「あれ、完全に総理大臣よりも幹事長よりも上を行ってたね。笑ってたね」と余裕たっぷりの宮沢氏の姿にあきれた様子。「やっぱバーゴンだよ。フィリピンにいなかったね、(宮沢氏の地元)広島にいたね、バーゴンは…はぁ~シビれた」と“難敵”ぶりをあらためて実感しているようだった。

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