英国の国民的チョコレートメーカー、キャドバリーが世界最大のクリームエッグを作った。フォンダンショコラ入りのタマゴ型ミルクチョコレートはイースターの人気商品となっているが、今回、同社は約7ストーン(約44.5キログラム)のクリームエッグの製造に踏み切った。
テリー・コリンズ氏とドーン・ジェンキンス氏は高さ3フィート(約91センチ)の巨大エッグを2日半の手作業で完成させた。27日までウェスト・ミッドランズ州バーミンガム郊外のボーンヴィルにある観光施設キャドバリーワールドのチョコレート製造ゾーンに展示されている。
ちなみにこのクリームエッグは全てチョコレートでできており、中央に刻まれたマークも再現。下のラッピングは通常のアルミホイルではなく塗装されたベニヤとなっている。
コリンズ氏は「ここキャドバリーワールドでは通常季節ごとに作品を作っていますが、イースターを祝うのにクリームエッグという象徴的なもの以上の方法はないと考えていました。実際にタマゴを作るには2つの面の型が必要で、無傷であることを確認しながら手作業で作り上げなくてはいけません」と話した。
一方ジェンキンス氏はこう続けた。「今年のイースターの思い出に残るものを作ることに挑戦しました。多くの人に愛されているキャドバリーのクリームエッグを超大型で作るのは野心的なプロジェクトではありましたがその実現を目の当たりにするのは非常にやりがいのあることでした」