日本維新の会が8日、参院選大阪選挙区(改選数4)の公認候補者(男女1人ずつ)を決める党内予備選を行った。同日に投開票され、男性は岡崎太大阪市議(57)、女性は佐々木理江大阪市議(42)が公認候補として選出された。
維新は、大阪選挙区で2議席の当選を目指す。候補者男女8人から、3月10日の1次選考で男性は岡崎氏と杉江友介大阪府議(46)、女性は佐々木氏と梅村みずほ参院議員(46)が選出され、この日大阪府総支部に所属する特別党員、一般党員2万1964人の投票で2人が選ばれた。
吉村洋文代表(49)とともに、大阪市内の党本部で会見した岡崎氏は「今、どちらかと言うと(予備選に)受かったと言うよりは、7月に予定されている本番の参議院選挙に向けての緊張感が高まっているというのが正直な心境。(維新は)4人区の大阪選挙区で2人の参議院議員を輩出してきた。我々の本拠地である大阪という牙城を守っていく。今後のこの国の改革というものを、大阪の改革を引っ提げて…という形で立ち向かっていきたい」と必勝を誓った。
元グラビアアイドルで、夫はボートレーサーの中野次郎(43)=東京・86期・A1=という異色の経歴を持つ佐々木氏も「大阪でやってきた改革を日本全国に広めていきたい。党勢拡大、そして大阪でやってきた改革を国政へ持って行けるように」と意気込んだ。
吉村氏は「大阪選挙区という、非常に厳しい選挙になる。大阪の改革をずっとやってきた2人が、国政においても改革をどんどんやってもらいたい。岡崎議員も佐々木議員も、大阪市議として大阪の改革をやってきた。実績を訴えていったらいいと思います」と期待を込めた。