元兵庫県明石市長で、夏の参院選兵庫選挙区に無所属で出馬することを表明した泉房穂氏が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自身に対するデマや誹謗中傷などの対策として、X以外のSNSやYouTube配信の今後の在り方を検討していることを明かした。
泉氏は「SNSでの発信について」と題し、「『X』での発信は続けているが、『他のSNS』や『YouTubeライブ配信』などについては、今後どうしていくか検討中。」と現状を綴り、「〝デマ〟や〝誹謗中傷〟や〝悪意ある切り取り〟への対策も詰める必要があり、いったん立ちどまっている状況。方向性がまとまり次第、発信を強化していく予定です。」と説明した。
泉氏は2日付のX投稿で、参院選出馬表明後に悪意があるデマが拡散されているとして「困ったものです」と嘆いていた。Xユーザーから「泉房穂氏の元奥さんが辻󠄀元清美氏って本当ですか?」と問われたことに対し、泉氏は「根も葉もない“デマ”です。橋下徹氏と同様に30年来の知り合いというだけです。出馬表明後、悪意に基づく〝デマ〟(その他、誰かと親戚とか、何かの関係しているなど)が拡散されているようですが、全部デマです。困ったものです。」と訴えた。
さらに、泉氏は同日付のXで「デマについては、刑法上の名誉毀損罪や侮辱罪などに該当して、刑事処罰されることもありうるし、民法上の不法行為を構成するものとして、民事上の損害賠償を負うことも当然にありうることだ。あまり甘く考えないほうがいいと私は思っている。」との考えも示していた。
また、泉氏は3日付のX投稿で「『毅然とした対応を』という声が数多く寄せられてきている。私も弁護士であり、『刑事告訴』や『民事賠償』の手続きには慣れている。今回は自分に関する案件なので、自分で手続きをするか、他の弁護士に依頼するか検討中だ。甘く考えないほうがいいのは確かだと私は思う。」と改めて強調していた。