維新・吉村代表 石破首相の商品券配布に「そういうことをやらない政治家だと…本当に残念」「今やるかな」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
日本維新の会の吉村洋文代表
日本維新の会の吉村洋文代表

 日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事、49)が17日、府庁での囲み会見で、自民党総裁の石破茂首相(68)が3日、公邸で開いた自民党衆院議員1期生15人と会食した際、石破氏の事務所関係者が土産名目で1人あたり10万円分の商品券を配布した問題について「石破総理はそういうことを最もやらない自民党の人だと、政治家だと思っていたので本当に残念だなという思いです」と述べた。

 吉村氏はさらに「違法ではないとおっしゃいますけれども、僕は違法だと思います。自民党の総裁が、1年生の議員に合計150万円の金券を配っているわけですから。これは明らかに、求心力を高めるっていう政治活動。全く私的な行為では無い」と、違法性を指摘した。

 ポケットマネーで支払ったとして、違法性を否定する石破首相の主張に対して「政治活動ではないと言い切られていますが、違法性の疑いが強い。これが政治活動ではないと言うのであれば、商品券を配りまくっても自由になる。違うんだろうなと思います」と批判した。

 「感覚からしても、いま『政治とカネ』を正していこうということで、この間、領収書のいらない政策活動費を廃止したり、領収書のいらない100万円の文通費の領収書をつけるようにしましょうと国会で決めてきている中で…今やるかなというのが率直な思い。大変残念だなと思います」と語気を強めた。

 野党は、石破首相に政治倫理審査会に出席し、説明するよう求めているが「説明責任をしっかり果たしていくということが大事だと思いますし、総理自身も国民の理解を得られるように努力していきたいという風におっしゃってます。そういう意味では、政倫審で弁明するというのはひとつの方法」とした。

 石破首相に対する退陣論が、自民党内からも出ているが「出処進退については、自ら厳しくしてもらいたい。ご本人が判断されることもありますから。僕は、やっぱりおかしいと思う。総理も理解を得られるよう努めると言っているんで、しっかり説明を尽くしてもらいたい。多くの国民が理解していない」と追った。

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